残り5%の頑張り

図面を描く為の道具であるCADを充分に使いこなせるかどうかで、完成する図面のクオリティはかなり変わります。

だから、見やすい図面を描く為にも、CADのスキルは出来る限り高めていった方が良いです。

前回から似たような話をしてますけど、結構ここは重要な部分だと思うので、ちょっと長い話になってます。

どんな理由があって、どんな理屈を付けたとしても、図面を描く為にはCADを使うしかないんです。

これはもう間違いのない事実であって、今さら手描きの時代に戻ることは恐らくないでしょう。

どうせ使うのなら、自分から積極的に興味を持って、ポジティブに覚えていった方が楽じゃないか。

そんなことをいつも思うんですけど、いかがでしょうか。

と、なんだか特定の誰かに向かって書いているみたいになってますけど、別にそんなことはありません。

強いて言えば自分に向かって書いている感じです。

もしかしたら将来、CADからもっと別のツールに変わった際には、自分も同じようなことをするかも知れないから。

そうならない為にも、今ここで「これではダメです」という話を書いておきたかったんです。

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CADスキルと図面の完成度

CADのスキルが高ければ高い程、見やすい図面を描くことが出来る可能性は高くなっていく。

前回はそんな話をしましたが、これはごく当たり前の話なので、別に驚くようなことではないはずです。

それにも関わらず、CADのスキルはあまり重要視されない場合もある気がする……みたいな話もしましたが。

それも一部の話であって、普通に仕事が出来る人は、大抵の場合何の問題もなくCADを使いこなしています。

今まで見てきた中では、年齢が上がっていく程に、CADへの抵抗感は高くなっていく感じがしますね。

でもこれは当たり前の話です。

若い人というのは、一般的にはベテランと比べると、どうしても知識も経験も不足しがち。

それなのに、CADのスキルを磨かずに、CADなんて……みたいなことを言っていたら勝負になりません。

もちろん私もそうなんですけど、若い人は今自分が有利に進められること、図面で言えばCADを頑張るしかないんです。

そうやっていれば経験は少しずつ付いてきますから。

ベテランは逆に、知識と経験が豊富な分だけ「CADなんて別に早くなくて良いんだよ」と言える余裕がある……かも知れない。

さて、こんな話をしていると永遠に話が進まないので、そろそろ終わりにしておくことにします。

今回は、なぜ見やすい図面を描くこととCADのスキルが密接な関係にあるのか、という話を考えてみたいと思います。

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CADを使える方が当然有利

同じ「CADを使える」状態であれば、より使いこなせている方が仕事は有利に進みます。

……と、そんな当たり前の話をしていたら、思っていたよりも話が長くなってしまいました。

「CADを使えます」というニュアンスの言葉が出ると、どうしても敏感に反応してしまいますね。

そうなってしまうと書くことが増えてしまい、その結果話が長くなるということになる訳です。

こんな正当化をしてみても意味ないんですけどね。

これは、今までの経験があまり良いものではない、というのが根本的な原因なのかも知れません。

今まで「それなりにCADを使って仕事をしてきましたよ」と、自分で言う人に何人も会いました。

でも、なぜか自分からそんな感じのことを言う人に限って、現実とのギャップが大きいんですよね。

なんでだろう。

逆に「あまり使いこなしているとは言い難いです」みたいなことを言って、ハードルを下げておく方が得だと思うんですが。

この考え方もセコイですかね。

と、これは永遠の疑問で解決しそうにないので、今回は「見やすい図面とCADのスキル」の関係について考えてみます。

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CADを使えるにも色々ある

このカテゴリでは、図面を描くためのツールであるCADについて色々と書いてみようと思っています。

と言っても、CADの具体的な操作方法がどうなのか、というあたりの話ではありません。

世の中で使われているCADの種類はたくさんあって、私が使いこなせるCADの種類は片手で数えられる程度。

そんな状態の私がCADの解説なんて、あまりにも無謀すぎて実行に移す気にもなれません。

そうではなくて、ここで考えるのは、CADの習得レベルが図面に与える影響について。

CADの習得レベルが与える影響。

ちょっと小難しい表現になってしまいましたけど、内容としては全然難しい話ではありません。

要するに「見やすい図面を描くことと、CADの操作スキルはどれくらい関係あるの?」という話です。

これはちょっと、最初から結論が見えてしまっている話題のような気がしていますけど……

簡単な結論だけを書くのではなく、どうしてそういう結論になるのか、という部分まで考えてみたい。

そんなことを思いつつ、CADについての話をしていくつもりです。

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