スキルはどんな場面でも役に立ってくれる

さて……

今まで「見やすい図面を描く」とうテーマで色々な話をしてきた訳ですけど、そろそろその話も終わりに近づいて来ました。

当サイトが、読んで頂いた方にお伝えしたい内容は、ある程度は書ききったつもりでいます。

情報としてモレがある可能性もありますけど、今はそれを挙げることが出来ないので、サイトはこれで完結ということになります。

必要な部分だけ読めば良いスタイルにしているので、全部通して読んで頂いた方というのは、恐らくはいないと思いますが……

少しでも当サイトの文章を読んで頂いた方、そして今これを読んで頂いている方、どうもありがとうございました。

読んで頂ける相手がいないと、いくら知識があっても説明を続けることは非常に難しいことなんです。

そうした方が常にいたからこそ、こうして不完全とは言っても、サイトが完結するまで描き続けることが出来ました。

今回で当サイトの記事は終わりになりますが、最後に感謝の気持ちなど色々と書いてみようかと思います。


■理想と仕事は違うけど

当サイトで書いている内容が役に立つかどうか……

これは私の中では自信がありつつも、それも万人に共通じゃないことが分かっているので、何とも言えないのが正直なところです。

が、少なくとも全く間違ったことが書かれている訳ではない、ということだけは保証します。

図面を描く仕事をする上で、知っておいた方が得じゃないか、という話を色々と書いたつもりです。

全部を自分の仕事に反映させる必要はありませんが、部分的にでも参考にして頂けると嬉しいです。

当サイトで書いている理想的な話と、現実の仕事との間には、ちょっとやそっとでは埋めることが出来ない程のギャップがある。

そんな場合もあるかとは思いますが……

だからこそプロが仕事をする意味がある、という気持ちで、前向きに仕事を進めていくことを強くお勧めします。

■作図テクニックはいつでも役に立つ

当サイトは一応しっかりとレジュメを作って書き始めた訳ですけど、結局はあまり読みやすいとは言えない構成になってしまいました。

これは私のスキル不足が原因ですから、読んで頂いた方には申し訳ないとしか言えない部分もあります。

しかしそれでも、長いこと図面を描く仕事をしてきた私が、この仕事に興味を持った方に説明したいことは色々と書けたと思ってます。

ただし……

当サイトで扱った「見やすい図面を描く」という作図のテクニックだけでは、プロとして完全とは言えないのもまた事実。

作図する図面の分野によって、それぞれの内容的な知識など、覚えるべき事はまだ色々とあるはずです。

建築の図面であれば、建築の用語や内容についての深い知識が必要になってきて、それはどの分野でも一緒でしょう。

そうした知識をコツコツと積み重ねていくことは、図面を描くテクニック以上に重要な要素だと言えます。

図面の内容的な部分も同時進行で勉強していく必要があるので、なかなか大変な作業だとは思います。

しかしそれでも、図面を描くテクニックや気配りなどは、どの図面を描く時でもきっと役に立ってくれます。

ここで覚えたことは決して無駄にはならないので、是非とも色々な知識を吸収して頂ければ。

そんなことを思っています。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。