寸法記入のポイントを再確認

見やすい図面を描く為に重要なポイントは幾つかありますが、何点かを挙げてくれと言われたら私は以下の要素を挙げます。

・数字を含めて文字を読めるように描く

・寸法がどこを押さえているのかを分かりやすく

・勘違いされない寸法の記入

他にも「そもそも間違っていない図面を描く」というのもあるんですけど、これは図面の基本中の基本です。

見やすい図面とはあまり関係のないことなので、そうした基本はクリアしている前提で書いています。

そうすると、やっぱり文字と寸法が大きなポイントになってくるんじゃないかと私は考えています。

と言うことで、このカテゴリでは寸法記入方法についてもう少し細かく書いてみようかと思ってます。

以前も寸法記入については色々と説明をしたんですけど、もう少し書きたいことがあるので。

ひとまず今回は、以前説明した寸法記入のポイントを簡単にまとめておこうかと思います。


■以前のおさらい

以前説明した、見やすい図面を描くために寸法線で気を付けたい部分ですが、今読み返してみると細かい話が多いですね。

もう少し細かく書いてみますとか言いつつも、これ以上細かいとやりすぎじゃないかという気がしてきましたが……

とにかく以前に説明した内容を簡単におさらいしてみると、だいたいこんな感じになりました。

・直列寸法記入の際には、あまり足し算をさせない

・並列寸法記入の際には、寸法線の間隔を揃える

・寸法を押える対象から寸法補助線は少し離す

・寸法補助線は出来るだけ対象の近くに配置する

・折り返し記入して寸法線を重ねない

・寸法線補助線と寸法線は出来るだけ交差させない

・不要な寸法は記入しない

・どうしても寸法が入り切らない場合は縮尺変更も考える

・あまり綺麗な寸法記入にこだわりすぎるのは危険

色々と細かいことを書いていましたね。

 

■バランス感覚の重要性

ただ、色々と項目を挙げておいて、最後は「こだわりすぎると時間が掛かるから程々が良いです」という話で先程は終わりました。

ちょっと矛盾をしている気もしますけど、私が言いたいのはバランスが大事だということです。

綺麗で見やすい図面を描くことはプロの仕事ですけど、相手の要望する日時に間に合わせるのもプロの仕事です。

図面というのは、作図者が手間と時間をかければかけるほど、クオリティは高くなっていくもの。

しかし現実はそこまでの時間をかけることが出来ない、というのがほとんどじゃないかと思います。

だから、かける時間と図面の完成度を、程よいバランスでやりくりしていく必要があるんです。

問題は、どの程度のバランスが正解なのか、という明確な答えが分からないことですが……

これは図面を描く仕事をしながら、少しずつ経験を積んで感覚を磨いていくしかないような気がします。

 

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